旅の後半は、タイ人の友人達と合流。
たくさんの場所に連れて行ってもらいました。
アユタヤ遺跡群
神秘的なアユタヤ遺跡群。
人類の叡智とか、歴史に想いを馳せると、本当に、今、ここに生きている奇跡と不思議を感じる、、、そんな場所です。
ただ、めちゃくちゃ、暑いので、余韻に浸る元気は長持ちしません(笑)
※Isakoさんのアクセサリー→レザーチョーカー(ベージュの革×シーメモリーホワイト)、Isakoピアス(小さめシーメモリーホワイト)
神秘的。
友人達が持ってきてくれた「タイ式スナック」で、一休み。
彼らは、2人とも、ジュエリーデザイナー。
2年ほど前に、東京の展示会で出会って以来の不思議なご縁なのです。
:
アユタヤ遺蹟を色々巡って、次は、、、
「インスピレーションを得に、タイのアート&工芸を見に行こう!」と連れて行ってもらったのが、こちら。
芸術工芸支援タイ国際センター SACICT
タイの女王様は、タイ全国を廻って、人々の生活をリサーチ、支援に努めてきたそうです。
その中で、タイの手工芸の発展にも、とても力を入れていて、
その様子の展示や、実際の様々な工芸品、歴史的な品々、伝統工芸を使って若手アーティスト達が作ったアート作品等、アートや工芸が好きな方には嬉しい、かなり充実した展示でした。
↑アートブースの展示。
↑希望者には英語で説明してくれます。真ん中の女性が、とても一生懸命説明してくれて、興味深い時間になりました!
※Isakoさんのアクセサリー→レザーチョーカー(ベージュの革×シーメモリーホワイト)、Isakoピアス(小さめシーメモリーホワイト)
※Azusaアクセサリー→シルバーチョーカー+ゴールドシリーズのガラストップ)、Isakoピアス(ゴールドシリーズ)
:
ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
小さなボートをチャーターして、川沿いに犇めき合うお店でショッピングを楽しむ「水上マーケット」にも連れて行ってもらいました。
※ Isakoさんのアクセサリー→シルバーVチョーカー+ゴールドシリーズのガラストップ。 Isakoピアス(小さめsnow whiteシリーズ)
※Azusaアクセサリー→Isakoピアス(深海グリーン)、伊勢志摩ペンダント(森グリーン・エメラルド系)
手前のお友達(女性)は、元タイ国際航空のフライトアテンダントだったそうで、本当に綺麗で、スタイルが良くて、ついつい、見惚れながら、船に揺られてました(笑)
雑貨、食べ物、色んなものがありました。
ちなみに、何度か買物してみた所、
「高いから、いらないです。」と言って、立ち去ろうとすると、
「じゃあ、いくらなら、買うの?」と引き止められます。
一か八か半額位の価格を言うと、意外と「オッケー!」と、商談成立します(笑)
ヘビと写真を撮ったりも出来るし。。。
なんだか、見たことのない、カワイ子ちゃんもいます。
:
なぜか、羊村にも連れて行ってもらいました。
日本で言う、テーマパークみたいな「羊ビレッジ」
日本の8月みたいに暑いタイ。。。
羊が毛皮に包まれて、暑そうで、暑そうで。。。ちょっと気の毒に。
なぜか、タイに来て、羊に追いかけられるIsakoさん。
:
コウモリの大移動を見ながらのピクニック。
夕方になると餌を求めて一斉に飛び立つコウモリたち。
すぐ隣には、ナイトマーケット(夜店)が出ている事もあって、たくさんの地元観光客の方々が、見に来ていました。
マーケットで調達したご飯を食べながら、ピクニック。
正直に言うと、、、
ご飯を広げた瞬間に、どこからかハエがバーッと寄ってきて、、、
なかなか日本では最近見ない、カオスな状態になりました。
:
ハエを払いながら、笑いあってご飯を食べると言う、初体験♪
:
ハエが一匹お店に出ただけで、クレームになる日本からしたら、
考えられない状態に一瞬怯みましたが、
エイッと気合を入れて食べたら、おいしかった(笑)
別にお腹も壊さず!
全て綺麗な日本に慣れていると、どんどん、求めるレベルも上がって、完璧主義になってしまうけど、、、時にはこんな体験をすると、固まってしまった価値観が、グッと柔らかく広がりますね。
:
ご縁って、不思議だな~と思った、今回の旅。
友人達は、数日間付き合ってくれて、本当にたくさんの場所に連れて行ってくれました。
近くても、ご縁がない人もいれば、
遠いタイの国で、言葉も全部通じ合わないのに、なんだか仲良くなって繋がる人々もいる。
ご縁って、本当に不思議なもんだな~と、思ったタイの旅でした。
貴重な時間を使って、おもてなししてくれた友人達に感謝です。
:
他の文化で生きる人々と話して、自分の価値観を見つめなおす
私が外国の人と交流するのが好きな理由のひとつは、
「常識」と言うのは、普遍的ではなくて、国や文化や時代が変われば変化する、
そんな「あやうさ」を持っている、と再認識できること。
:
同じ国、同じ文化、同じ人々とだけ生きていると、
少しずつ、その中で生まれた「ルール」を「絶対的な常識」だと勘違いして、
がんじがらめになってしまう。
でも、世界って、常識って、思っているより、あやういルールで成り立っている。
:
タイ人の友人の言葉。
「日本とタイは文化が似ていて、日本は大好きな国なんだ。
でも、人柄は、少し違う。
日本人は、仕事、仕事、仕事。仕事が1番。
その代わり、仕事のクオリティーは確かにすごくて、リスペクトしてる。
タイ人は、楽しい、楽しい、楽しいが1番。
楽しく遊んで、残りが仕事。
もっとやれば出来るのにって、他の国の人に言われるけど、
楽しいが大事だから、それ以上やらない(笑)」
:
タイ人も色々な人がいるので、本当かどうか分かりませんが(笑)
でも、確かに、タイで感じるのんびり感。
なんだか、受け入れられているような優しさ。
それは、真面目に「仕事」や「やるべきこと」に取り組むあまり、
いつしか自分自身も、周りの人たちも縛り付けてしまって、
楽しく生きることを忘れていく。。。
「頑張っても、頑張っても、報われない」
そんな苦しさを抱える日本人を、そっと、
「まあ、それくらいでいいじゃないの?」と癒してくれているのかもしれません。
:
友人達との時間で、観光だけじゃなく、色々な事を考えさせられた数日間。
日本だけでなく、多くの先進国の老若男女が住み着いてしまうタイの魅力を感じたタイ旅行でした。
:
少しでも、タイの魅力を感じて頂けたら嬉しいです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!
※大人になってもワクワクしたい!タイ・バンコクへの旅(第1話はコチラ→)
美術大学卒業後、デザイン事務所等を経て4年間オランダへ。オランダ企業でデザイナー・日本マーケット担当者等を経験。また、アーティストとして、ドイツ、パリなどの展覧会にも参加。帰国後、母Isakoの主宰するcomb de shioに参加。のんびりアートライフを楽しんでいる。
アトリエでの日々や、ギャラリー、デパートでの様子等など、コムデシオの、毎日をお届けします。