アートを巡る旅。美術館を堪能した後の宿泊は、倉敷アイビースクエアにしました。
KURASHIKI IVY SQUARE
アイビースクエアと言えば、私が学生の頃、約45年ほど前にできました。
紡績跡をリノベーションして、できたホテルで、当時は、まだリノベーション自体が珍しかったと思います。そして、ananやnonoなどのファッション雑誌などに取り上げられ、女学生の憧れのホテルでした。
そしてその45年後、友だちとこのホテルに宿泊することにしました。
学生時代のように真夜中までおしゃべりしをしました。
今までの人生は、それぞれ違うし、お互いに色々なことがあったと思うけれど、それが人生ですから、今の私たちに乾杯!
アイビースクエアの夕焼け
さてさて、2日目は直島へ出発
地中美術館 ベネッセハウス
岡山からローカル線で宇野港まで行き、そこから直島行きのフェリーに乗船。
宇野辺りから、日本人より外国の方々の方が多く、特に西洋人が多くて、びっくりしました。
英語ばかりが聞こえてきて、一瞬、外国に来た錯覚に陥りました。
みんな直島に行くんだな〜と思っていたら、外国の中年ご夫婦2組に声をかけられました。「直島に行くのはこの電車でいいの?」と、、、。オーストラリアから来られた方々で、今後、私たちは、彼らと度々出会うことになりました。
英会話を習っている私には、いい環境ですが、やっぱり、とっさには、アウトプットできないものですね。(涙)
直島には、2つのミュージアム、地中美術館、ベネッセハウスがありますが、海の景色も含め、島まるごとアート、と言うイメージです。
カフェからの景色
カフェの外から景色を見ながら気持ちいい昼食
このパンは、グルテンフリーの米粉パン、これが美味しいかった!
若いカップルもずーと景色を見つめていました
私たちの今までの日本の美術館イメージとは違った感じです。
美術館と言うと、窓がない部屋に作品が飾られている。
自然光が入らないようになっているけれど、、、そこが全く違う!
自然光の中にある美術館なのです。
私は、地中美術館に興味津々。
建物は、安藤忠雄氏。例のコンクリートの打ちぱなし、迷路のような建物。
それが地上に出ていないのです。つまり地中の中、地下3階なのです!
実は、私は、行くまで、地中美術館は、瀬戸内海を地中海に例えてあるのかと思っていましたが、全く違い、地中の中にある美術館なのだと分かりました。
それが、作品たちとマッチしていてとても印象的でした。
クロード・モネの睡蓮の絵が5点。
今まで色々な美術館で見たモネとは違う、不思議な感覚。
それは、自然光のみで見たからです。
また、ジェームス・タレルの作品が3作品。
天井がくり貫かれ、空の様子が1枚の絵。雲の様子が変化する度、心穏やかになっていく。
光そのものをアートとして提示するジェームス・タレルの作品は、素晴らしく、
癒され、ずーとそこにいたくなりました。
実は、私は、6年前にNYのグッケンハイム美術館で彼の作品を初めて見ました。
以下は、NYでの様子です。みんな寝転がったりしながら、その空間を楽しんでいました。
今回も写真を撮ろうと思っていたのですが、ミュージアムの中は、すべて撮影禁止でした。とても残念!
ここが外国と違うところですね。
グッケンハイム美術館
ジェームス・タレルの作品
グッケンハイム美術館
ジェームス・タレルの作品
グッケンハイム美術館
ジェームス・タレルの作品を見ながら
いつもは、どうしても仕事の旅が多い私ですが、久しぶりに、時間を気にしたり、荷物を持って走ったりすることなく(笑)
気の合う友人とのんびりと、ゆっくりと、足の向くまま、気の向くまま、アートを楽しむ旅でした。
旅は、やっぱりいいですね。
人との出会い、新しい景色や作品との出会い。
また、新しい作品を作るエネルギーが湧いてきました!
次回はどこへ行こうか?と只今思案中です。
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ガラスアーティスト。comb de shio主宰。
数々の賞を受賞後、1999年にグラススタジオ「comb de shio」を設立。独自の手法で彩色・焼成を繰り返し作り上げるモダンで新しい感覚のガラス作品は、壁面を飾るアート作品から、アクセサリーへと広がり、現在は様々なデパートやギャラリーを通して、感性豊かな女性達に支持されている。
本人曰く「面倒臭がり屋のおしゃれさん」。ガラスの美しさに留まらず、簡単に、楽に着けられるアクセサリーへの配慮やアイデアも、Isakoの作り出すアクセサリーの人気の理由のひとつ。
現在は、三重県津市のアトリエで、日々制作中。作品のこと、制作の事、おしゃれのことを気ままに綴ります。