人生100年時代。
あなたは「毎日を楽しみたい!新しいコトに挑戦したい!」と思いながらも、年齢を重ねるごとに、新しい1歩を踏み出す事が億劫になっていませんか?
今回は、69歳でピアスデビューし、71才の今も毎日ピアスライフを楽しんでいるコムデシオのお客様、 Kimikoさんにお話を伺っています。(>>第1話はコチラ>>)
ピアスを開けてから変わったことや、どのようにピアスライフを楽しんでいらっしゃるか?お伺いしています。
素敵な笑顔で、私達の背中をポンッと押してくれる、Kimikoさんのお話。ぜひ、お楽しみください。
:
「ピアスにしたら、服のセンスが変わった」
ピアスデビューして、約2年経つKimikoさん。
イヤリングから、ピアスに変えて、何か変わったことはあったのでしょうか?
:
遊び心のあるカラフルな着こなしに、見ている私達も、パッと気持ちが明るくなりました。
:
Kimiko:
『1番変わったのは、服のセンスじゃないかしら?
例えば、今日の服。
昔の私だったら、選ばなかったと思うの。
もっと、地味で、固くて、きちんとした、何ていうかしら「年齢相応のおしゃれ」をしていたわね。
:
今でも、シンプルなお洋服が基本的には好きだけど、
自分も、見てくださる周りの方も心が明るくなるような、遊び心のある、楽しい洋服を選ぶ事が多くなりました。』
この日は、とっても面白い絵画の様なプリントの個性的なお洋服。
:
写真に写っているのは、全て、 Kimikoさんの「コムデシオアクセサリー」のコレクション。
ピアスとペンダントや、ピアスとラペルピンのコーディネートにはまっている。
Kimiko:
『ピアスを開けてしばらくは、珍しくて、他のブランドのピアスを買ったりもしたけれど、
2年経って見てみると、結果的に殆どコムデシオのピアスをしてるわね。
:
私、貴金属をジャラジャラ着けるのは好きじゃないの。
Isakoさんが作るアクセサリーは、「着けてる!」って感じがしなくて、なんだかカジュアルで、気楽なのよね。
でも、高級感があるの。
こんなアクセサリーしてる人、なかなかいないでしょう?(笑)
:
だからね、、、
デパートにお洋服買いに行くとね、必ず店員さんに褒められるのよ。
美容院行っても、褒めてくださる。
病院行ってもね(笑)女医さんや看護師さんが「Kimikoさん、素敵なアクセサリーしていますね~、いつもお洒落ですね~。」って、褒めてくれるのよ!
なんだかね、自分がどんどん華やいでいく感じ。
お洒落が、益々楽しくなったわね。』
:
Azusa:
『コムデシオガラスは、カラフルだから、遊び心があるコーディネートが出来ますよね』
:
Kimiko:
『そうね~。色を選ぶのが楽しいのよね。
でもね、それだけじゃないかもしれないわね。
ピアスを開けてね、コムデシオのアクセサリーを楽しむようになってね、色んな「枠」が自分の中で外れて、自由になったと思うのね。
:
コムデシオのアクセサリーは、年齢層が広いから、アトリエショップへ来ると、色々な年齢の女性がいるじゃない?
それこそ、私は、いつも、あなたにアクセサリーを選んでもらうし、一緒になった20代とか30代の女の子達と同じピアスを選ぶ事もあるわけでしょう。
「何歳だから、コレ位の洋服が歳相応」とか、
「歳なのに、そんな派手な格好をして」とか、
年齢の枠が外れて、そんな事、どうでもよくなったのね。
お洒落が自由で、楽しくなりました。 』
:
「ピアスがあると服が決まる」
Azusa:
『Kimikoさんは、ピアスに合わせてペンダントやラペルピンも沢山集めてくださっていますが、毎日のコーディネートはどのように決めているんでしょうか?』
:
Kimiko:
『毎朝ね、楽しいんですよ。
何ていうか、、、「ピアスが決まると、洋服が決まる」っていう感じ?
その逆で「洋服が決まると、ピアスが決まる」日もあります。
:
普段は、さりげなくピアスだけ着けることもあるし、
お出かけの時は、ピアスとペンダントやラペルピンを合わせてね。
昔の人間だから、なんだか同じ色で合わさないと、気が済まないのよ(笑)
ピアスを買うと、ついつい、同じ色のペンダントやラペルピンを買ってしまいます。
:
Azusa:
『セットで持っていると、いざと言う時、便利ですもんね。
でも、どんな色にしようか、迷う時も、ないですか?』
:
Kimiko:
『着けるピアスに迷ったらね、洋服を先に決めて、主人に聞くの。
「お父さん、どのピアスがいい?」って。
お父さんは、国語の教師だったけど、美術も教えていたから、なかなか良い色を選ぶのよ。
そうやって、時には、お父さんが選んでくれた「色」を楽しむ日もある。
新しいコミュニケーションでしょ?(笑)
:
でもね、時々、お父さん、感心してるわね。
「お前、こんなに沢山あるアクセサリーの中から、よく毎日選べるなぁ。」ってね(笑)
ふふ。お洒落が楽しいのは、女性の特権よね。
:
「一番嬉しいのは、女性的な気持ち」
Azusa:
最後に、Kimikoさんにとって、ピアスを開けた事で「よかったなぁ」と思うこと、他にあったら、教えて下さい!
:
Kimiko:
『「私、お洒落してるわ」って、すごく女性的な気持ちでしょう?
歳をとると、それって、すごく大事だと思うの。
別に若い人みたいに「お洒落な人になりたい」っていう感じじゃない。
「私は、まだまだ女性として、お洒落に気を使って、楽しんでいるんだ」っていう安心感かな。
ピアスってね、気軽に楽しめて、それだけで充分お洒落だし、何よりお洒落な気分にしてくれるでしょう?
キラキラ綺麗な色を身につけてるだけでね、幸せな気分にしてくれるのよ。』
:
Azusa:
『じゃあ、これからも、ピアスが手放せませんね!』
:
Kimiko:
『ほんと!
実はね、今、もう、髪を染めるのをやめて、白髪にしようと思って、徐々に髪の色を明るくしてるのね。
白髪になった時にね、きっと顔周りが寂しくなるし、やっぱり、汚いお婆さんには、絶対なりたくないのよ(笑)
だからね、外国映画で見たご婦人みたいに、白髪にね、ピッと真っ赤なピアスとかね。素敵でしょう?
今日の紺色のピアスだって、白髪でも、素敵と思わない?
ピアスのお陰でね、白髪になる事も、楽しみになっちゃったわね!』
:
「いつまでも、お洒落に気を使って、女性として、華やいだ気持ちの自分でありたい」
ニコニコと話す、Kimikoさんの笑顔を見ながら、
「何歳になっても、小さな挑戦と笑顔を忘れない人は、きっといつまでも、綺麗で、魅力的に華やいでいるんだぁ。」と、写真を撮影しながら、見とれてしまいました。
:
私も、Kimikoさんのように、いくつになっても、ニコニコと笑顔の女性でいたいなぁ。
だって、笑顔とコムデシオアクセサリーは、キラキラと重なると、最高のパワーを発揮する!って、実感したから。
:
Kimikoさん、お話、ありがとうございました!
▼Kimikoさんが写真で着用している伊勢志摩シリーズピアス「夜空」はコチラ>>
写真・文:AzusaToda

美術大学卒業後、デザイン事務所等を経て4年間オランダへ。オランダ企業でデザイナー・日本マーケット担当者等を経験。また、アーティストとして、ドイツ、パリなどの展覧会にも参加。帰国後、母Isakoの主宰するcomb de shioに参加。のんびりアートライフを楽しんでいる。
アトリエでの日々や、ギャラリー、デパートでの様子等など、コムデシオの、毎日をお届けします。