私が高校生の時、歯科医をしていた寡黙な叔父が私にこんなことを話しかけて来た。

「イサちゃん、人生はジグザグの方がおもしろい!直線を歩くより、ジグザグの方が長い人生を歩めるよ」と。

当時、明治生まれの叔父は、すでに60歳を超えていたと思う。

その時の私は、「ふ〜ん」って感じだった。何も考えていなかったし。平和だった。

 

紐で見ると、、、なるほどよく分かる。

真っ直ぐな紐より2倍も3倍も長くなる。

 

 

叔父は、ジグザグになることを(失敗など)恐れず、「やりたいことを思うようにやれ」と言いたかったのか?

それとも、「人生は皆ジグザグなんだよ、だけどその方がおもしろいんだよ!」と言いたかったのか?

 

その後、叔父の「人生ジグザグの方がおもしろい!」と言う言葉を何度か思い出した。けれども私は、そうありたいと思ったことはなかった。

60代の今、気がつけば私の人生「ジグザグ」になっていた。

 

皆な、形は違えど、人生はジグザグなんじゃないかな?と私は思う。

 

曲がったり、戻ったり、ひねったり、色々、、、。

 

皆んなそれぞれの模様の人生。それぞれの時を刻んでいる。

 

 

「雪のデザイン賞」入賞作品『雪時』より  20年ほど前の作品 それぞれが違った模様、違った時間を刻んでいる。

 

 

人生は、思いもつかないことが起こる。みんなそうだと思う。

私も思いもよらず、「ジグザク人生」になった。

高校生のあの頃、叔父が言った「ジグザグ人生」なんて、、、考えもしなかった。とても平和だった。

 

これからもまだまだ続くであろう私の人生。大いにジグザグしながら楽しんでやろう!と思っている。

貴女の人生は、いかがでしょうか?

 

追記 叔父は、学生時代、東京で仲間と「ジグザグ」と言う雑誌を出していたと言っていたのを思い出した。