comb de shio の哲学「おしゃれ心」

「おしゃれ」と聞くと、
どんなものを思い浮かべますか?

流行の服、素敵なアクセサリー、
センスの良い人…
きっと色々ありますよね。

でも、私が comb de shio で大切にしてきた
「おしゃれ心」は、
そうした“外側”のこととは少し違います。


 おしゃれ心とは「心の姿勢」だと思うようになった

アクセサリーをつくり、
たくさんの方とお会いしてきた中で、
ふと気づいたことがあるんです。

華やかな服の方が、
どこか自信なさそうに見える時もある。

一方で、シンプルな装いの方が、
凛とした空気をまとっている時もある。

その違いは何だろう、と考えるうちに、
私はこんな答えに辿りつきました。

おしゃれ心とは、その人の「心の姿勢」。

背筋が伸びるように、
心もそっと整うと、
その人だけの品が、静かに滲み出る。

それは、装いよりもずっと深いところにある
“生き方”のようなものだと感じています。


言葉も態度も、全部が「装い」

洋服やアクセサリーだけが、
人を美しくするわけではありません。

ほほ笑み、言葉、しぐさ、
他人への目線、
丁寧にものを扱う手つき。

それらすべてが、
その人の“装い”になります。

例えば、
控えめな笑顔で話す人は、
それだけで上品に見える。

小さな気遣いが出来る人は、
もうそれだけで美しい。

おしゃれ心は、内側から滲むものだと思います。


 小さな波が、周りを柔らかくする

こうした “心の姿勢”は、
声に出さなくても伝わるものです。

その人の空気が、周りに広がって、
優しい波のように場を柔らかくする。

それは、「私を見てください」という光ではなく、
静かで、やわらかい光。

私は、そんな光を“波動”と呼んでいます。
少し難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、
もっと簡単に言えば、

その人が持っている、雰囲気や響き

です。

自分を丁寧に扱う人は、
周りの人の気持ちも、大切に扱う。

だから私は、
おしゃれ心は “自分だけのため”ではなく、
誰かの心をあたためる小さな灯
だと思っています。


 comb de shio のガラスが願っていること

ガラスは不思議です。

光に当たると、
色も奥行きも透けて、
光を受けた瞬間に美しく変化する。

誰かが身につけた時、
その人の空気や品性まで
映り込んでいるように見える時があります。

私はそこにいつも
「その人の光」を感じます。

ガラスが光るのではなく、
その人の光がガラスを輝かせている。

そんな瞬間に出会えるから、
私は今もガラスをつくっています。


 おしゃれ心は、誰もが持っている

特別な才能や知識ではありません。

誰かに優しくしたくなるとき、
花を飾りたくなるとき、
お茶を丁寧に淹れたくなるとき、
それがすでに“おしゃれ心”です。

心が整うと、
不思議と未来も整ってくる。

丁寧に今日を生きる人は、
丁寧に未来を迎える。

私はそう信じています。

comb de shio のガラスは、
その小さな芽が光る瞬間の
お手伝いができれば嬉しいです。


 最後に

おしゃれ心とは、
美しく生きるための
静かな道しるべのようなもの。

人と比べる必要も、
飾る必要もありません。

あなたの中にある光が、
あなたのペースで輝くこと。

それが comb de shio の願いです。

今日もその光が、
そっとあなたの中で息づいていますように。

─────────────────────

今日もご覧いただきありがとうございました。