秋の味覚と言えば、さんま、牡蠣、柿、栗、ぶどう、薩摩芋などなど、美味しいものがたくさんありますが、今年の私の秋の味覚の一番は、、、なんと薩摩芋づるの佃煮です。
この芋づるの佃煮に私、ハマってしまいました。
薩摩芋づる??? あの戦時中に日本人の多くが食べていたあれのこと?
そうなんです! それです。
私も母から戦時中は、食べるものがなくて薩摩芋づるまで食べた!とよく聞いていたので、決していい印象は持っていませんでした。
薩摩芋が好きな私は、立派な薩摩芋づるは、一体どんな味がするのかとても興味がありました。
そこで、調べてみると、とても栄養価が高く、スーパーフードだということを知りました。
早速、行動、作ってみました。
いつものJ子さん夫妻に頼んで、芋つるをたくさんもらい、、、
「作ったらおすそ分けするね。」と私。
ご主人曰く「そんな芋づるなんか食べたくないわ〜戦時中みたいやし」と、、、。
洗って、、、このようにカットして、、、すごく時間がかかりましたが、、、
これをさーっと湯がいて、胡麻油で炒めて、醤油、みりん、鷹の爪、胡麻で味付け、汁がなくなるまで煮詰めました。
ふきの佃煮のようにシャキシャキして、とても美味しい! これは、絶品!
お酒のおつまみ、ご飯が進みます。 食べ過ぎてしまう美味しさ。
J子さん夫妻におすそ分け。J子さんは、ご主人に芋づると言わずに食べさせたようで、、、「これ美味いな〜酒の肴にいいわ。これなんや?」とご主人。
芋づると聞いてびっくりしたそうです。笑 ほらね!
私は、決して、ケチでやってるわけではなくて(笑)興味があって実験してみたくなっただけ。
洗って調理するまでの時間は、初めてだったので要領が分からず結構時間がかかり、無添加の調味料を使い、、、愛情たっぷりの佃煮の出来上がり。
母がよく「煮物は時間とお金がかかる割には、見栄えがしない。」と言っていましたっけ。
私は、手間をかけることには、普段からあまり抵抗がないんです。
だって、アクセサリーなどの作品は、商品にするまでには、もっともっと手間と時間がかかっています。
ということで、結局、5回ほど芋づる佃煮を作り、数人の方々に貰っていただきました。
皆さん、大好評でした。めでたしめでたし!
私が以前書いたように、もし、居酒屋していたら、、、大人気メニューになったやも知れません。笑
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ガラスアーティスト。comb de shio主宰。
数々の賞を受賞後、1999年にグラススタジオ「comb de shio」を設立。独自の手法で彩色・焼成を繰り返し作り上げるモダンで新しい感覚のガラス作品は、壁面を飾るアート作品から、アクセサリーへと広がり、現在は様々なデパートやギャラリーを通して、感性豊かな女性達に支持されている。
本人曰く「面倒臭がり屋のおしゃれさん」。ガラスの美しさに留まらず、簡単に、楽に着けられるアクセサリーへの配慮やアイデアも、Isakoの作り出すアクセサリーの人気の理由のひとつ。
現在は、三重県津市のアトリエで、日々制作中。作品のこと、制作の事、おしゃれのことを気ままに綴ります。