最近、下記のような記事をよく目にします。
「海外で起きている、チョーカーブーム!セレブやモデルたちがこぞってつけていましたね。
そして日本でも去年からじわじわと起きていたチョーカー人気が、今年大ブームになりそうです!」
皆さんもご存知だと思いますが、小池都知事がこの頃、よくチョーカーをしていらっしゃるので、この「チョーカー」が話題になっていますね。
この「チョーカー」については、私は、大いに声を大にして言いたいことがあります!
私がガラスアクセサリーを制作し出した18年程前、すでに「ガラス+シルバーチョーカー」を作っていました!18年も前から制作していたのです。
実は、18年程前『グラスクラフトトリエンナーレ』と言うコンペティションにこの「ガラス+シルバーチョーカー」とブローチを出品し、2作品とも入選していました。

私にとって、これがきっかけとなり、益々ガラスの魅力にとりつかれました。
そして、今の私があり、この仕事を一生、大切にしていきたいと思うようになりました。
当時を振り返ってみると、、、完成したガラスを見た時、私の頭にすぐ浮かんだアクセサリーは正に「ガラスとシルバーチョーカーを組み合わせたアクセサリー」でした。
その姿がスーと思い浮かんだのです。
私のこのギリシャアンホワイトと名付けたガラスとシルバーチョーカーは、絶対に合う!と確信しました。
そこで、このガラスに合う「シルバーチョーカー」を色々と探し回りましたが、結局、私のイメージに合うチョーカーは、日本では、見つからず、海外から輸入しました。
現在は、シルバーチョーカーは、職人さんに作ってもらっているオリジナルです。
今でも鮮明に覚えています!私のガラスをシルバーチョーカーにつけた時の感動を!
シルバーと透明感のあるガラスがすごくマッチし、上品で個性的そして知性的、、、あまりのステキさに鳥肌がたちました。
コンペですから、かなり太いシルバーチョーカーと大きなガラスのアクセサリーでした。
その時「これは、絶対コンペでいける!」と強く思いました。これが私のコンペでの初入選でした。
私は、それ以来、「私のガラス+チョーカー」にこわだり制作し続けています。
実際に皆さまに着けていただくのは、コンペ作品よりは、シルバーチョーカーも細くし、ガラスも少し小さくして、制作しています。

当時のものです。このチョーカーもどなたかのところにお嫁に行きました。

恥ずかしながら、当時のこんな写真を見つけました。(若かったな〜笑)

そして、「私のガラス+チョーカー」には、魅力的なことがたくさんあります。
もちろんデザイン的にステキなのは言うまでもありませんが、現実的に後ろの金具がないため、着けやすく、とても便利であること、また、人の目線を上方に持っていくためガラスの透明感とカラーがお顔を明るくすること、背が高く見えること、凛とした女性になれる、そして、何と言ってもガラスの魅力などなど、面倒臭がり屋の私でさえもおしゃれにしてくれます。
私は、アクセサリーの制作をするにあたり、ガラスの美しさに留まらず、私自身が面倒臭がり屋のため、簡単に、楽に着けられるアクセサリーへの配慮やアイデアも常に考えて制作しています。
チョーカーの種類は、このシルバーチョーや革チョーカーなど他にも制作しています。
これから数回にわたり、コムデシオのチョーカーについてのこぼれ話を書いてみたいと思います。