タイ最終日は、アルタヤへ。Teeさんの車で出かけました。とても不便な場所なので、ラッキーでした。
ここでまた、たくさんの「顔」と遭遇します。もう、すごい!の一言でした。
すごい迫力で心に迫ってくるものがありました。まさにエネルギーを感じます。
私には、まるで生きておられるように見えました。
お顔が破壊されていてなかった。
思わず手を合わせたくなりました。ここにもよく見ると「顔」がたくさん。
不思議と自分の中に懐かしさを感じ、すごく居心地のいい場所でした。ずーと居られる場所でした。また、行きたい。
さてさて、象にも乗りました!
本物の子象です。お札を鼻にあげると屈んでくれます。笑
まだまだお見せしたい画像はあるのですが、この辺で終わろうと思います。
タイに来るまでのことを振り返ってみると、、、ぎっくり腰になって、もうキャンセルしょうかなと思いました。でも、今までも私にとって大きな何かをしようと決断した時、必ず何か邪魔?が入ります。
つまり、この邪魔を乗り越えてでもやりたいことなのかどうか?を神様が問うていらっしゃるのだと私は思うのです。
20年ほど前のことですが、ガラスに関わりだして3か月、コンペに出品しようとガラスを焼きました。その頃、3か月にしては、すごいのができました。金具をつければ完成という時、シルバーの金具の制作をお願いしていた男性が急に交通事故に遭い入院、作ってもらえなくなりました。
すでにコンペ締め切りが近づいていました。金具がなければ、完成品にならず、もう諦めようと思いました。すごいのができたのに、やっぱり、なんとかしなくちゃ、、、そして、探しに探して職人さんを見つけ、やっと完成。そしてぎりぎり出品。
そこで、やりだして3か月でなんと、、、2作品入選 !
これがなければ、今の私は存在していませんでした。
それからというもの、決断して何かをやり出そうとすると、、、何か邪魔が入ります。でも、それを乗り越えると、、、また一つ大きくなれるのです。皆さまは、いかがでしょうか?
私は、これを神様に試されているのだと思っています。
今回もそうでした。タイに来たお陰で、私のすでに創り始めていた「顔」シリーズを私は、今後のライフワークにしようと確信できました。
タイに来て、すごく影響を受けましたが、それが「顔」を作ろうと思った理由ではありません。
タイに来たのは、私が、この「顔」シリーズをこれからのライフワークにすることを確信し、決心するためだったのだと思います。
これからも、無作為に「顔」を作っていこうと思っています。その結果、色々な「顔」ができることでしょう。どんな「顔」ができるのか、自分でも楽しみで、面白くてたまりません。
この「顔」の制作は、20年間、ガラスを焼き続け、色々なガラスを貯めて来たからこそできる作品です。
だから私のライフワークになりそうです!
私は、タイに行って、元気になりました。また、制作を続けていきたいと思います。
ここで、言うまでもなく、私がタイに行けたのは、Ponkさん、Teeさんのお陰です。お2人には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!!
尚、これらのすべての写真はPonkさんが撮影してくれました。感謝!
皆さま、長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
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ガラスアーティスト。comb de shio主宰。
数々の賞を受賞後、1999年にグラススタジオ「comb de shio」を設立。独自の手法で彩色・焼成を繰り返し作り上げるモダンで新しい感覚のガラス作品は、壁面を飾るアート作品から、アクセサリーへと広がり、現在は様々なデパートやギャラリーを通して、感性豊かな女性達に支持されている。
本人曰く「面倒臭がり屋のおしゃれさん」。ガラスの美しさに留まらず、簡単に、楽に着けられるアクセサリーへの配慮やアイデアも、Isakoの作り出すアクセサリーの人気の理由のひとつ。
現在は、三重県津市のアトリエで、日々制作中。作品のこと、制作の事、おしゃれのことを気ままに綴ります。