小さなブーケ
この夏、遊びに来ていた8才の孫娘が、
散歩の途中で摘んだ草花を、
小さなブーケにして持ち帰ってきました。
自分で組み合わせたそのブーケが、
とても素敵でした。
私は昔から、道端に咲く小さな草花を見ると、
「きれいだな」と思います。
大きな花より、こんな小さな花が好きです。
そんな何でもないことを、
娘もどこかで見ていたのでしょうか。
そして今、孫娘が小さなブーケをつくっている。
教えたわけでもないのに、
こんなこともつながっていくのかな、と思います。
先日、このガラスを見て、
ふと孫娘のブーケを思い出しました。
草花を描こうと思ってつくったものではありません。
手を動かして出来上がったものを見て、
「草花みたいだな」と思ったガラスです。
これまで目にしてきたものや、
心の中に浮かんだものが、
知らないうちにどこかに残っていて、
手を動かすと出てくるのだと思います。
もしこのガラスにタイトルをつけるなら、
「草花」だったかもしれません。

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ガラスアーティスト。comb de shio主宰。
数々の賞を受賞後、1999年にグラススタジオ「comb de shio」を設立。独自の手法で彩色・焼成を繰り返し作り上げるモダンで新しい感覚のガラス作品は、壁面を飾るアート作品から、アクセサリーへと広がり、現在は様々なデパートやギャラリーを通して、感性豊かな女性達に支持されている。
本人曰く「面倒臭がり屋のおしゃれさん」。ガラスの美しさに留まらず、簡単に、楽に着けられるアクセサリーへの配慮やアイデアも、Isakoの作り出すアクセサリーの人気の理由のひとつ。
現在は、三重県津市のアトリエで、日々制作中。作品のこと、制作の事、おしゃれのことを気ままに綴ります。

